2017年06月25日

ろくめぐ通信(本)に関するお知らせ。

 あおい翔です。

 ・告知!!

 取り急ぎ、夏に出す予定の「ろくめぐ通信(本)」のアナウンスのみ流しにきました。
 ツイッターではちょろっと「本作る」みたいなこと話していましたが……サイトやブログのみチェックなさっている方もいらっしゃると思いますので、ブログでも早めに告知しないといけないなーと思っていました。

 (サイトのほうにも、また後日に告知ページ作ります!)

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 ・「ろくめぐ通信」出します!!

(表紙絵のサンプル ・ あとで修正するかもしないかも)

WEB用表紙絵2.png

 本ですね。本!
 六廻りの本が出ます。作ってます。

 予定通りいけば、7月末に。
 遅れが出た場合は、夏のうちに出す予定です。

 印刷に出す関係もあるので、まだ正式な配布予定日は告知できませんが……
 「ろくめぐ本? 気になる」って方は、配信日が決まるまでの間、公式サイトやツイッター、ブログなどチェックしていただけると、無料で入手できるかもしれません。

 というのも、創刊号だけは(ろくめぐ通信の創刊を記念して)6日間のみ無料配信する予定だからです。
 初版のみ特典(グッズ)も付きますので、よかったら無料配布期間のうちに通販していただけるとこれ幸い!! うれしい!!
 (万が一にも(6日間のうちに)在庫切れになった場合は、その時点で無料配布が終了しますorz
 少し余裕持たせて刷る予定なので、たぶん大丈夫だと思うけど! 念のために断っておきます!)

 あと、ろくめぐ通信は、一度だけ出すのではなくて、不定期(春・夏・秋・冬の年4回が目安)で出します。
 プチ雑誌みたいなノリでやっていきます(笑)
 (ツイッターで毎月出したい呟いたけど……毎月だと、ゲーム制作に大きな遅れが出るかもしれないのでやめました。すみませんorz)

 毎号、六廻りのイラストや漫画、WEBで未公開のキャラクターや作品の新情報など載せていく予定です。
 (本のイラストや漫画は、サンプルとして一部だけWEBに掲載しますが……それ以外のページは、本だけで読める&見られるようにする予定です!)

 そのほか(毎号は無理かもしれませんが)特典(グッズ)も付けていく予定です。
 通販するとゲットできる特典以外にも、ろくめぐ通信(本)を集めてくださった方だけがゲットできるグッズ企画もやりたいなーと考えています。

 あれや……

 ゲーム用としては描けない傾向のイラストってあるじゃないですか。
 そのへんの事情は、表紙絵の雰囲気から伝わると思いますが……こういった衣装着たキャラクターの絵って、本編では描く機会ないじゃないですか。
 うむ……そういったシーンがないと描けない。でも、本なら描けるというか、気軽にろくめぐキャラたちにコスプレ(!?)させたりできる!!(ばーん)
 
 ……ので、そういった絵を発信していける場所も欲しかったので、「よし、本作ろう」ってなりました(単純)
 


 ・そもそも、なんで作ろうと思ったの?

 えっとですね……話すと長くなりますが、話そうと思います!

 まず、「六廻り 〜龍神使いと幽霊少女〜」を公開してから一年が経過しました。
 この一年で、六廻りをプレイして好きになってくださった方や、本編を楽しみにしてますと声かけてくださった方々もいらっしゃって、とてもうれしく思っていました。
 
 ですが、川蝉の洞窟で作っているゲームの規模は大きい&六廻り自体が長編なので、さくっと本編も作って公開だぁ! ……というわけにはいかずorz
 新作がリリースされるまで、ずっとお待たせしてしまっていることが心苦しいと感じておりました。

 ただ、急いで作ると前作の二の舞(シナリオの荒削りさやイラストの不足・システムの省略)につながってしまうので、それは……処女作だけにしたいなと^^;

 前作も、本来は時間かけて作るのが望ましい規模の作品でしたが……
 急ピッチで作ったことが、作品の雑さや詰めの甘さにつながりました。

 そんな前作の反省を踏まえて、本編は急がず丁寧に作りたいなと。
 ですが、そうなると……新作が出るまでのあいだ、どうしても時間が空きます。
 そこで、新作ゲームをお待たせしてしまっている間にも、定期的に(六廻りを好きになってくださった方々が)楽しめるものがあったらいいなーと思いつきました。
 
 ろくめぐ通信を創刊することになった事情はそんなところです。
 


 ・最後に

 ろくめぐ通信ですが、創刊号から、みらいが主人公の漫画を連載する予定です。
 不定期連載になりそうなので、毎号載せられなかもしれませんが……
 シナリオは完成していて、あとはネーム描いて漫画にしていく感じになります。

 漫画の内容は、前作(龍神使いと幽霊少女)のバックボーンに置かれている物語のひとつです。
 前作の冒頭(竜也とみらいのシーン)にかかってくる内容ですね。

 タイトルとあらすじのみ公開いたします!

 【タイトル】

 「私はまたそこにいた」

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 【あらすじ】

 この世界は、彼女と彼、どちらかひとりが殺される。

 それは、私が思い出せる最初の記憶。廻る世界の物語。

 神楽夜みらいと雨宮竜也。
 彼女と彼の因果と運命は、密接に干渉しあっていた。

 ふたりは共存できない因果関係にあり、どちらか一方は六歳までしか生きられない。
 そんな運命にあることなんて露知らず、みらいと竜也は出会い親密になっていく。
 
 みらいと竜也が絆を深めた世界で、竜也はみらいを助ける。
 その結果、みらいは殺されなかった。
 しかし、竜也は……

 廻り巡る時の流れのなかで、みらいが竜也を助けるためにとった行動とは?

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 これ、あらすじ自体が壮大なネタバレになってる気もしますが……(すみませんorz)
 前作の冒頭(竜也とみらいのシーン)や、前作のキャッチフレーズ(謎の真相は――少年と少女の『あの日』に回帰する)とリンクする物語です。

 なので、前作をプレイした方も楽しめるし、同時に未プレイの方でも問題なく読めます。
 シナリオも、前作やTGF2016MCに掲載済みの短編よりもとっつきやすい&分かりやすいかもしれません。

 というわけで、がんばって描きます!!

 あっ、本のイラストや漫画を描くのは、シナリオ担当(あおい翔)です/(^o^)\
 蒼井ミナミさんの作画と絵柄ではありません、ごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。

 いつも蒼井さんに無茶な依頼ばかりしてる私も、印刷する関係で締め切りが急に変わりそうな依頼は気が引けたのであったorz
 ろくめぐ通信については、蒼井さんになるべく負担かけない方向で作っていきますが、蒼井さんの一言コメントは毎号載るよ!!

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 だらだらとブログ書いてしまいましたが、このへんで☆

posted by 川蝉の洞窟(かわせみのどうくつ) at 20:47 | お知らせ

2017年05月11日

ごった煮の雑記。お知らせや咲編の進み具合とか。

 あおい翔です。

 ☆ 先にお知らせとか!

 まず、ブログのデザインを変えました。
 サイトのデザインといっしょの黒背景・白文字にしていたんですが、今更ながら「読みにくいよな!」って思ったのが理由。
 うむ、特にパソコンから読むのきつかったはず……文字も小さかったし。
 ブログだけでも白背景・黒文字にして、フォントも大きめにしてみました。

 WordPress入れようとしたら上手くいかなかったので、またの機会にでも……orz

 あと、公式ツイッターと(あおい翔の)個人ツイッターを統合しましたm(_ _)m
 前から不便だったのでなー。分かりやすくひとつにまとめました。

 それにともない、蒼井ミナミさんもツイッターから撤退しましたので、「蒼井さんに感想を届けたい、コメントのやりとりしたい」という方は、公式サイトの「お問い合わせフォーム」をご利用ください!
 今のところ、お問い合わせフォームからいただいた感想メールには、蒼井さんからの返信も添えてお返事していますので、お気軽にご利用くださいませー。

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 ☆ 咲編の進行具合

 さて、咲編の進行具合ですが……

 ティラノゲームフェス参加は厳しそう。

 ……っていう進み具合です/(^o^)\
 
 いやー、出たかったんですけどねー。
 間に合う気しないですね!!
 九割方、無理そうなかんじです。

 もし、ほかのコンテストに間に合いそうだったら、そっちだけでも参加したい。

 ただ、咲編ってコンテスト向きじゃなくて……
 ティラノゲームフェスに間に合っても、参加条件を満たしてるか微妙。
 一応、咲編としては完結するけど……連作モノであることは変わらない。
 前作(龍神使いと幽霊少女)も謎を残して終わってたので、ギリギリセーフかもしれないけど……

 ☆ シナリオの進み具合

 一応、咲編のシナリオは開通しまして、あとは推敲しながら削っていく作業が残ってます。
 
 物語については、ネタバレになりそうなので話せること少ないですが……
 前作は竜也視点、咲編は咲視点なのですが、似ているようで似てない二人というか、口が悪いところは似てるんだけど、性格はちっとも似てないよなーって思いました。

 ☆ イラストの進み具合

 蒼井さんには、今、キャンペーン用のイラスト進めていただいてます!!
 キャンペーンは、ツイッターのレビューキャンペーンやイラコン(イラストコンテスト)など開催する方向で進めてます。そのイベントで景品となる「六廻り」グッズを制作中で、イラコンの受賞者様用のクオカードも作る予定です。

 だが、しかし……

 参加者さま、集まるのか?

 という恐怖が……((((;゚Д゚))))

 参加するには、咲編のプレイが必須になりそうなキャンペーンなので、心配な部分も大きい……ですが、咲編リリースと同時に開催できたらと思っていますので、こちらもお楽しみに!!
 
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 続きに、あおい翔の独り言を置いていきますm(_ _)m

 ツイッターお休み中に悩んでたこと書いてるだけなので、気になる方のみお読みください。
続き
posted by 川蝉の洞窟(かわせみのどうくつ) at 18:51 | 制作

ファンアートをご紹介(*'ω'*)ノ

 あおい翔です。

 早いもので、春になりましたね!
 またブログ書くときは、夏になっていそうです^^;

 さて、本日は、「六廻り 〜龍神使いと幽霊少女〜」のファンアートをご紹介いたしますm(_ _)m

fanart-5.jpg

 葉未(Hami)さんが描いてくださったファンアート!
 咲と清、らいむまでキュートに描いていただきました。

◆ 葉未(Hami)さんのイラスト投稿先はこちら
   http://www.freem.ne.jp/illust/id/4813

 今回も公式HPのギャラリーで、六廻りのキャラクターたちからのコメント付きですので、ぜひご覧ください。

◆ 「川蝉の洞窟」ギャラリー
   http://kawasemino.net/page6.html

 ご紹介するのが遅くなってしまって申し訳なかったのですが、いただいたとき、本当にうれしかったです。ファンアート描いていただけるだけでもありがたいことなのに、絵のなかに激励コメントまで添えてくださっていて、とても感激いたしました!
 元気が出ないときや、モチベが下がり気味なとき、やる気が出ないときに、葉未さんからいただいたイラストをながめています。穴が空きそうなくらい見てます。すると、自然と「またがんばろう」って思える自分がいて、かなり心の支えにさせていただいてます。

 ほんま、ありがたい……ありがたや〜ありがたや〜(拝)

 らいむの上に肘乗せてる自然体な咲!! かっ、かわいい(*´д`*)ぽっ
 むきーっとなってるらいむと、うしろの清の表情にも、いろんな妄想をかきたてられます!!

 私信になりますが、感想メールもいっしょにいただいてしまって、続きが楽しみと声かけていただけることのありがたみが身にしみました。「六廻り」本編はかなーり長いので、完結するまで何年もお待たせすることになりそうですが、事故なく病気なく生きているかぎり、完成させたいと思ってるので、これからも応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m 

 葉未さん、ありがとうございました!!

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 本日は続けてブログ付けますね〜。

 またあとほどー。

posted by 川蝉の洞窟(かわせみのどうくつ) at 18:42 | ファンアート

2017年01月28日

新規サブキャラクターや咲編の雑記。

あおい翔です。

昨日(1月27日)、川蝉の洞窟の公式サイトにて、新規サブキャラクターを公開いたしました!
「蓬莱高校の生徒たち」の二段目と三段目に追加しましたので、ぜひご覧くださいませ。

☆ かわせみのねっと / 登場人物

まず、これだけ先に言わせてくれ!!!! 叫ばせてくれ!!!!

立ち絵は、蒼井ミナミさんのご協力がなければ、完成しませんでした!!!!

いや、ほんと、マジで……

あおい翔が立ち絵でしたことは、色塗りと仕上げ、線画のバランス(身長や等身など)整えたり、
ラフとポーズの資料や指示書を送ったりしたくらいで……重要な部分(下書きと作画・線画)は、
蒼井さんがひとりで、ぜーーーーーーんぶ!!!! やってくださりました!!!!

しかも、キャラ資料のみから、キャラの個性や特徴をつかんで描いてくれたのであります。
蒼井さんがシナリオ読まないとキャラをつかめない(描けない)イラスト担当さんだったら、
六廻りの制作は(何年も)遅れていたと思います……いつも影ながら助けていただいています。

蒼井さんの線画、アナログ作業でな……立ち絵の差分もアナログなんすよ……
スキャナで取り込んで、パソコンで編集して、差分もレイヤーごとに分けて……
私が色塗りするとき楽なように、線もきれいに閉じて描いてくださっています。

蒼井さん、本当にありがとう!!!!


・咲編の立ち絵を並べてみた

さて、「咲編」に登場するキャラクターの立ち絵(イラスト)ですが、
あとから追加が出なければ完成したっぽいので、並べてみました。

(あっ……でも、みらいは立ち絵で登場しないかもしれない……orz)

55.jpg

15人ですね!!

身長順に並べてみましたが……
なんか、これ……

咲に怒られそうやな……((((゚Д゚))))

百合や柊のことを、咲は見上げないといけないってことですね分かります(笑)

あと、キャラの身長差は厳密ではなくて、大雑把なものにしております。
というのも、厳密に描こうとすると、私も蒼井さんも大変だからね……
なので、「このキャラはこのキャラよりも小さくて、こっちのキャラはあっちのキャラよりも大きい」というあたりだけ守るようにしています。

そもそも、ビジュアルノベルの立ち絵で、身長差を厳密にしちゃうと、
低身長(みらいとか)のキャラを表示させるの難しくなってしまうのだ……
あと、前作に出てきた朝日未海ちゃんみたいな子どもキャラとかな……

立ち絵にしたとき身長の設定を守りすぎると、未海ちゃんとか画面の外に追いやられてしまうんやで(;´∀`)

余談ですが、本当は(立ち絵イラストありのキャラは)16人になる予定でした。
実は、竜也よりも背の高いキャラがいて、当初は咲編で登場予定でしたが……
そのキャラの初登場は、美帆編に持ち越されました/(^o^)\


・咲編について、あれこれと雑記

前作は立ち絵(イラスト)ありのキャラが6人のみでしたが、咲編は倍以上に増えます。
それだけに、ストーリー(物語)の規模も、前作とは比較にならないくらいに大きいです。

そりゃ、本編なんだから、番外編よりも小規模だったらあかんやろ(ry)

前作とは、キャラの数や世界観も異なっていますし、物語も全く違うと思っていただいておkです。
「龍神使いと幽霊少女」は、都会(東京)で起こっている事件を、竜也たちが解決する物語でした(一行でまとめたw)
ですが本編は、田舎の山奥で寮生活を送る高校生たちが、村の怪奇事件に巻き込まれて、ひとりふたり、またひとりと消されていく……みたいなお話です。

具体的なことはお話できませんが、水面下で制作を続けていきますので、今後も楽しみにしていただけたら幸いです。

そして、咲編のUIデザインやゲーム画面など出さないといけない時期に来ている気もするんですが……
焦って出しても、あとから大きな修正が入って作り直しになりそうなので、シナリオ書き終わってからやろうと思います。
タイトル画面以外のゲーム画像を出せるのは、公開の一ヶ月前とかそんなになるやもですが……先にシナリオ完成させます。

では、本日もここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

posted by 川蝉の洞窟(かわせみのどうくつ) at 18:28 | 制作

2017年01月23日

TGF2016MC(ティラノゲームフェス2016メンバーズコレクション)の感想まとめ

あおい翔です。

本日は、TGF2016MC (ティラノゲームフェス2016メンバーズコレクション)の感想をまとめました。
全ての作品群にコメントを付けていますので、ご興味のある方はぜひお読みになっていってください。
(あっ、全ての作品群にと言いましたが、当方の作品は前回のブログで触れたので省略してます!)




※ 注意!!

・お読みになる前に

この感想は、あおい翔の個人的な感想文と総評(まとめ)です。
なので、かなーり個人的な意見や好みが入っていますが、それでも大丈夫な方のみお読みください。
あと、作品のネタバレに触れてしまっているかもしれないので、未読&ネタバレNGな方はお気を付けを!!

それと、各作品の解釈など間違っていたらごめんなさい……と、これも先に謝っておきますm(_ _)m




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・ バード・ダイブ / 蔵野杖人さん

突出した文章力と、高いセンスが魅力的な作品。
とにかく文章が上手くて、読ませる力がありました。
紙の感触を楽しみながら、『本』という媒体で読んでみたいと思ってしまいましたね。

ラストの衝撃的なシーンも、時間に換算すればほんの一瞬の出来事だと思うのですが、その一瞬をドラマチックに描写なさっています。
ドラマや映画などの映像だと、たった一瞬で終わってしまいそうなワンシーンを、濃厚に描写することができるのも文章の魅力のひとつですね。

さらに、作者様が短時間&頭のなかのプロットだけで執筆なさった作品だと知ったときも、非常に驚きました。
なん……だと……しかも、8500文字でまとめている、だとっ……そんな衝撃的な作品!

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・ 群青の黎明 / カナタカ ユウさん

読み始めるのと同時に引き込まれてしまった作品。
冒頭で印象的な一文と、美しい背景、効果音と音楽も流れるのですが、それらの全てが作品の世界観を匂わせてくれています。
まず、そのことに「すごいな」と純粋に驚いてしまったので、少しの間、続きを読むことを急がずに、その雰囲気を味わっていました。

そして、こちらの作品も文章力が高いです。
また、文学的な漢字も織り交ぜることで、読み手の意識を文章に向かせる効果も生んでいて、これがまた適度な量で置かれているのですよ。
総合的に、透明感のある文章と世界観がきれいな作品で、私も蔵野杖人さんと同じく、宮沢賢治さんの作品を思い出しながら読みました!

今回の作品群で最も短い「5500文字」の作品ですが、それを全く感じさせない濃密な世界観の作品です!

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・ その椅子に座るもの / あおい翔 (川蝉の洞窟)

当方(あおい翔)が執筆した作品です。
この作品については、前回のブログで十分に触れたので省略。
個人的に気になる方のみ、下記のリンクからご覧くださいませ。


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・ コカク / ゆたかさん

「TGF2016MC」がリリースされて以降、高い評価を受けている「コカク」ですが、私も短編としての完成度が高い作品だと感じました。
短編は文字数の制約があるので、要素の詰め込みや、物語と世界観・キャラクターの複雑化を避ける書き手が多いのではと思います。
あおい翔も、要素を詰め込みすぎると収拾つかなくなってしまうので、「これだけ書ければいい」って最初から制限してしまうのですが……

しかし、この「コカク」には、2万文字という短い尺で、中編〜長編と変わらない要素と世界観・キャラクターが盛り込まれており、しかもそれが成功しています。
世界観も(短編で表現するには難易度が高そうな)近未来とノスタルジックという二面性を持つ構造なのですが、その複雑さを全く感じさせない所も見事でした。

近代的な世界と懐かしい世界という対極な世界の描写も独創的で、キャラクターも魅力的でした!

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・ Role:play / 中三さん

この作品は、何度も繰り返し読むことで理解が深まっていき、その面白さに引きずり込まれていきます。
なので、一度目に読んだときに理解できない部分があった方には、特に何度も読み返していただきたい!

冒頭から読み手の「知りたい」という興味や好奇心を刺激する入り方をしているので、どんどん続きが読みたくなります。
そのシーンを読み終えると、登場人物たちの台詞のみで構成されるシーンが続くのですが、このパートも読ませる力が強くて、ぐいぐい読み進めちゃう。
そして、大地(弟)の地の文が入り、じわじわと真相が語られていくわけですが……これがまたどこまでも救われなくてええええええってなっt(ryげふんげふん)

全体的にサスペンスとしてクオリティの高い作品なので、それらのジャンルが好物な方におすすめしたい一品!

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・ これから朝が訪れる / だもさん

まず、第一印象は、やわらかくて読みやすい文章を書かれる方だなぁーっと思いました。
今回の作品群のなかで、文章面において、当方が個人的に憧れている文体に近い作品でした!

あと、この作品においては、「世界中のどこにもいないんだ」って言葉に宿っている力が、通常の何倍にもなっていると感じましたね。
何度も出てくる言葉なのですが、印象的なワンフレーズだなと。
レイラやエレナが暮らしている国は、日本ではないどこか遠くにある国だと思ったので、ヨーロッパあたりの西洋を思い浮かべながら読み進めていました。

個人的に、ラストの続きがあれば読んでみたかった! と感じた作品でした。

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・ ふたりの手巾 (ハンケチ) / 野山露さん

この作品もやわらかくて読みやすい文章なのですが、古風なひらがなの使い方とか! まさに野山さんの文章だなと!
文体や時代設定・登場人物からも、和(日本の風習や文化)が感じられて、キャラクターの名前も作品に合っていて良いなと感じました。

また、思春期の女の子たちの水々しい気持ちが描写されており、その年頃の女の子たちが「特別な親友を作りたがる」という一文にも、「あるある」「うんうん」と共感してしまいまし
た。
そして、絵葉書や千代紙、半巾(ハンケチ)といった小物の描写に、作者様のこだわりが込められているような気がしたので、あたたかみやぬくもりを感じられました。

終盤からラストの展開も、素直に「良かったなぁ〜」と思えるものになっているので、読み終わったあとの印象も心地良い作品でした。

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・ エイプリルラブストーリー / kazaさん

最高です!!!!!!!!

SOrowさんも仰っていらっしゃったけど、本当に最高でした!!

うおおぉぉぉんっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。 切ないっ……なんて切ない物語なんだっ……!!
もう、ね……「僕」と「君」の関係とか会話とか繋がりとかそれから二人がいっしょに共有している時間とか……これ、切なすぎでしょ……(´;Д;`)
でも、二人は同じ時間の流れのなかで生きられないから……だから、「君」が冒頭で言い放った台詞、「ねえ、後悔してる?」「私を好きになったこと」につながっていく。

あと、個人的に好みだったのが、ぬこさん(猫ちゃん)がいっぱい登場することや、ぬこさんに対する愛情の感じられる描写です。
同時に、猫ちゃんの「しらたき」の名前が変化していくことで、読み手が時間の経過に気付きやすい構造になっている所も素晴らしかった。
kazaさんの作品は「猫になりたい」も読ませていただきましたが、猫ちゃん好きなんだなぁと感じられて、その部分も素敵な作品でした。

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・ 忘れてしまえるその日まで / SOrowさん

今回の作品群のラストを飾る作品ですが、それに相応しい完成度で仕上がっている一品!
ここまで、ほかの参加者様の作品を読んできて、文章力の高い作品が多いと感じていたのですが……SOrowさんも文章がお上手で読みやすい!

物語は、宮田くんと同窓会で再会することで動いていくのですが、彼と再会したことで、主人公は忘れていたクラスメイトの存在を思い出します。
クラスメイトだった男子たちが、宮田くんに言いがかりつけてくるシーンがあるのですが……そのときに宮田くんが言い放った台詞が印象的でした。
また、この作品は地の文を長めにとっているのですが、その地の文の長さが深みや奥行きを生み出していて、登場人物たちに人間味を与えていました。

それと、効果音の使い方も上手な作品だなと感じました。
効果音が心地良いタイミングで入るし、場面に合った効果音を選ぶセンスも良いから、効果は抜群だぁっ!!

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・ 全体のまとめ (総評)

全体的に文章力が高い作品がそろったなーという印象を抱きました。
短編としてもレベルの高い作品ばかりで……読みながら、「う、うおお、おおおおおお」ってなっていました。

ほんと冗談抜きで、謙遜とかでもなくて、本気な話で……あおい翔(私)が一番下手だったなと思いました(吐血)
「これ、自分の場違い感、ものすごいな」って思いましたが、ハイレベルな作品群に囲まれて、私もいっぱい経験値もらいました!!(ばーん)
結果的には「参加して良かった」と思えましたし、こういった素敵な作品集を読める機会を作ってくださった主催者様方(kazaさんとSOrowさん)に、改めてお礼を伝えたくなりました

ありがとう!! kazaさん、SOrowさん!! 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

あと、いろんな方がコメントなさっているのですが、本当によくもまぁここまでジャンルとか作風が被らなかったよなぁという驚きが……((((゚Д゚))))
今回の企画では、ほかの参加者様がどんな作品で参加するのか、私たちは全く知らなかったので……被らないように意識してこうなったとかじゃないのですよ。

そこが、もう……すごい。

みんな、個性的ってことだよね。
自分の個性を知っていて自覚しているし、それが武器になっている。
そして、個性を一般受けしないものだと排除するのではなく、ちゃんと個性を生かそうとしている。
自分の個性に自信(誇り)を持っている。

とても素敵なことだなと思いました。

そして、それでいいと思いましたし、だからこそ魅力的なんだなと感じました。

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といったところで、今回のブログは締めたいと思います!!

ここまでお読みくださった方々、ありがとうございましたm(_ _)m
posted by 川蝉の洞窟(かわせみのどうくつ) at 16:01 | その他